なぜ粘菌?

前回より、中野メリヤスの「粘菌の森」についてお話しています。

今回はなぜ中野メリヤスのクラフトファー(フェイクファー)で

粘菌のぬいぐるみを作ろうと思ったかをお話ししたいと思います。

デザイナーのWONDER WORKS清水様と何度かミーティングを重ねる中で、

「粘菌」というアイデアが生まれました。

クラフトファー(フェイクファー)と「粘菌」

一見意外な組み合わせですが、その背景には「和歌山」という共通点があります。

和歌山県の伝統産業であるパイル織物とクラフトファーの上質な素材。

和歌山出身の博物学者・南方熊楠が研究していた粘菌という存在。
この二つを掛け合わせることで、新しい表現ができるのではないか。

 

つるつる、ぼこぼこ、ふさふさ——多様な魅力をもつ粘菌。
それをクラフトファー(フェイクファー)で表現することで、

これまでにない新しいぬいぐるみが生まれるのではないかと。

 

粘菌もクラフトファーも、実は身近にありながらあまり知られていない存在です。
だからこそ、その美しさや面白さを多くの人に伝えたい。

 

サイズは「ぬい撮り」しやすい大きさで。

あえて目だけにして、表情を作らない。

コレクションをしたくなるような粘菌カードをつける。

 

月に一度ほどのミーティングはたくさんの案が出て、とても楽しい空間でした。

 

しかしいざ試作しようと始めたところ、思ったよりも簡単なものではなく…

次回に粘菌の森のぬいぐるみができあがるまでの、製作過程をお話ししようと思います。